魅惑のサバンナ ガーデンシティたった一日だけの出番のお花。 サバンナはガーデンシティと呼ばれるほど、緑と花の豊富な街。 歴史地区にはなんと、24ものスクエア(広場)があり、 小さいスクエアにも大きいスクエアにもベンチが置かれ、大きなOak(樫の木)があり、 花が咲いています。噴水のある広場もあります。 スクエアのあちこちに樫の木のアーチが出来ていて、涼しげな木蔭を作っています。 通りを跨ぐようにして伸びているOak(樫の木)は、サバンナではLive Oakと呼んで、 通常のOakとは区別しているようです。 余談ですが、私も中学の時にフルートを吹いていました(笑)。 課題曲は「アルルの女」・・・ものすっごく難しいのです。 友人に言われて気付いたのですが、よくどこの街中(特にダウンタウン)にて 見かけるホームレスが、これらのスクエアには一人もいませんでした。 これだけ広場の多い、そしてベンチも多いロケーションで、 ホームレスが一人もさまよっていないのは、ある意味珍しい事だと驚きました。 もしかして観光地なので、厳しく規制しているのでしょうか? そうそう・・・。 私達の宿泊したB&Bの目の前にあるChippewa Square。 ここにあるベンチはあの有名な映画、「フォレストガンプ」の冒頭のシーンで トム・ハンクス演じるフォレストがベンチに座り、 ”Life was like a box of chocolates. You never know what you're gonna get." と 呟くシーンを撮影した場所なのでした。 トム・ハンクス始め、他の出演者のサイン入りポスター。アンティークショップに飾られていました。 お値段にご注目!!・・・見えるかな?! サバンナは他にもハリウッド映画の撮影でよく好んで使われるロケーションだと言う事が、 2日目のトロリーツアーのガイドさんのお話で窺う事が出来ました。 何しろ、街全体がこのように1800年当時のままストップしたかのような状態なので、 時代物の映画撮影にはもってこいなのでしょう。 美しいサバンナが舞台の、クリント・イーストウッドの監督した映画、 Midnight in the Garden of Good and Evils(邦題は真夜中のサバンナ) を偶然にも90年後半に日本で観た事があります(夜中にTVで放映されていた)。 その頃はまさかサバンナをこうして訪れるとは思ってもみませんでした。 ガイドさんのお話では、映画よりも小説の方が数倍良いそうです。 ちょうど訪れた季節が良かったのか、あちこちにいろんな花が咲いていました。 ツツジ、チューリップ、藤の花、チャイニーズ・スノウボール、Etc...。 そしてスクエアをぶらぶら歩いていたら。。。。 なんと・・・。 なんと! 満開の桜を愛でる事が出来ました(嬉)!! 気付けば、桜の木のあるスクエアが他にもいくつかありました。 ツツジもチューリップもキレイだけど、やっぱり日本人・・・桜を観ると心が躍ります♪ 友人と”あ~、良いね~。やっぱり桜は良いねぇ・・・”としみじみと見入りました。 ・・・この季節の日本が恋しいです(涙)。 それにしてもキレイで鮮やかなピンクですよね。 ツツジ、桜、樫の木・・・。 素敵な組み合わせでした。 ・・・最後に忘れてはならないのが、こちら↓。 初めて見た時は”何?あの汚いモノは・・・。とろろ昆布がぶら下がってるみたい”と 思っていたスパニッシュモスでしたが、今では逆に、 Oak(樫の木)にはスパニッシュモスがぶら下がっていないと 物足りない気さえします。 今ではこの組み合わせがたまらなく好きになりました。 南部の典型的な光景であり、南部らしい風情を出していると思います。 とにかく歩き回った2日間でした。 食事で座ってる以外は、ほぼ一日中歩いていたので、良い運動にもなったかな(笑)。 歴史地区の良い所は、道路が碁盤の目のように整然としているので 行きたい場所に迷わずに行ける(あるいは迷ったとしても、すぐに辿り着ける)、 つまり私達のような観光客にとっても動き易い構造になっていることだと思いますね。 本当にちょうど良い季節に訪れる事が出来ました。暑過ぎず、寒過ぎず・・・。 ちょうど日曜日はイースターサンデーと言う事で、どこの教会もたくさんの人で賑わっていました。 ******************* 次回でサバンナ日記も最後です。 最後はサバンナのショップ、レストランなどを紹介したいと思います♪ もう少しお付き合いくださいませ。 (^^) 魅惑のサバンナ その3へ続きます。 |